美容法や健康法には、残念ながら嘘の効能を宣伝文句にした偽モノ商法が数多く存在します。科学的に素晴らしい商品だと派手に謳っていても、科学的な説明はデタラメだったり、科学用語自体がありえない言葉だったり。
このさき正しい美容法・健康法を見分けるためにも、そんな似非科学用語を覚えておくと役に立ちますよ。
■遠赤外線
これは歴とした科学用語です。「遠赤外線」はちゃんと実在する「確実な物理現象」です。さらにいうなら、ほとんどすべての物質は遠赤外線を出してい て、出さない物質の方が珍しいのです。そのへんの石ころも人体も炭もトルマリンも天然石の岩盤も、みんな遠赤外線を出していますが、トルマリンや炭や天然 石の岩盤が、特に多くの遠赤外線を出しているということもありません。
遠赤外線には、脱臭・防菌・防カビの効果はなく、水の温度は上げますが、水を活性化することはありえません。そしてたいていの物質に吸収されるため、遠赤外線にはさほどの透過力はありません。
遠赤外線の効果で活性化・・・などという宣伝があったら、それは不誠実な業者となるわけです。
■ゲルマニウム
ゲルマニウム (Germanium) は原子番号32の元素で、元素記号「Ge」の半導体です。
ゲルマニウム温浴は、1980年代にプロ野球西武ライオンズ監督の広岡氏が使用、宣伝したためブームとなりました。温浴だけでなく、健康食品として 取り入れられたのですが、そのうち生死に関わるような副作用をもつ無機ゲルマニウムを含む食品を売る業者がでてきて、死亡事故が起こり、厚生省(現厚労 省)から指導が入ったのです。
「サプリメントとしての経口摂取は危険、末梢神経や尿路系の障害を起こし死に至る可能性あり」として、国立健康・栄養研究所は、注意を呼びかけています。
スポンサード リンク